AppleWatchなど欲しいものは山ほどあるし、それらは我々のライフスタイルを変えるだけの十分な力を持っている。
だが、自分が日常生活の中で一番長い時間触れているのは確実にMacであり、2番目はWindows7機であるから、これらに資金を集中させた方が自分の生産性は上がるはずである、と判断した。
AppleWatchもMacも、欲しいもの全部買っちゃえよ!という声が聞こえたような気もするが、無い袖は振れない。
今まで使っていたもの
今までは MacBook Pro Early 2011 を使っていた。最初にthunderboltを搭載したモデルだ。
現行の非RetinaなMBPと同様に、13インチモデルではあるが重量は2.0kgを超える。
Australia の滞在中はほぼ常に持ち歩いていて、 Waterfall や Singleton などにも同行した。
2014年夏に内蔵HDDをSSDへ換装していたため寿命はまだまだ先だと思っていたが、新しいものは欲しくなったときが買い時。
買い換えを考えるに至った理由
これから使うもの
2台所有することにした。
1. Mac mini Late 2014 竹
2. MacBook Air 11" Early 2014
Mac mini がメインのマシン、MBAが外出時用、という位置付けである。
MBA は整備済み製品のものが税抜き7万円台で出ているのを偶然見つけたため、飛びついた。外出先での用途をサーバ管理と一般用途に絞ったため、デフォルトのスペックでも問題無いと判断した。Thunderbolt2 である必要も無いため、Early 2015 モデルにする必要は無かった。
複数台を使い分けるのは何かと不便だよ、という話は非常によく耳にする。しかし、それは2台の用途の重複部分が大きく膨らんでいる場合での話であって、上記のような用途の構成を取るのであれば大きな問題は無いはずである。そう信じたい。
他に候補に上がった構成
MBP Retina Early 2015 の1台に絞る案
当初はこの構成を最有力候補として考えていた。
しかし、
と考えて購入に踏み切れずにいた。
高いお金を払うからには、その端末は長い期間使い続けたい。使い続けるにはやはりメモリとストレージの2種類は交換可能じゃないと安心して使えない。
自宅の据え置き機を iMac 21" にする案
机の上がスッキリするのは非常に大きな魅力であると感じて候補に入れていた。
しかし、 iMac 21" Early 2015 竹モデルを 16GB RAM / 1TB Fusion Drive 構成にすると税抜きで18万円弱。部品の交換ができないためMBPと同じ悩みを抱えてしまう。しかし、これはギリギリで許容できる範囲。
致命的なのは、カスタマイズすると納期が3週間ほど伸びてしまう点。これは物理的なアップルストアに行っても変わらない。もはや、店頭でカスタマイズできるような構造ではない、とのことだった。昔のマシンは店頭でメモリ変えたりやってくれてたのに、非常に残念である。
外出時用端末を 新MacBook にする案
今から注文しても 3-5週間待ち とのことだったので断念。
(自分用メモ)自分がこれまでに使ってきたMacの覚え書き
(おまけ)廃棄するとき、どうするか?
本文中で言及したように、最近の Mac は HDD/SSD が交換不可能になっているものが大半を占める。
数年後、このようなマシンを廃棄するとき、どうやって廃棄すれば良いのだろうか?
何を心配しているかと言うと、HDD/SSD に残されたデータの機密性である。
そのマシンが稼働可能な状態であれば、Command-R 起動などでディスクユーティリティを使って、適切なセキュリティオプションを指定した上でボリュームを消去すれば良い。
ところが、例えばそのマシンの電源系が死んでしまった場合、どうやって廃棄すれば良いのか?
古いMacであればストレージだけ取り出して初期化なり物理的に破壊すれば良かったが、最近のものはそうも行かない。
Mac本体丸ごと金槌で破壊するのか? いくら廃棄対象のMacとはいえそんな行動には移りたくない。魂が許さない。
そういった破壊活動が最小限にとどまるような機器を購入するというのが、現時点でのベストプラクティスなのではないかと考えている。