職業プログラマの休日出勤

職業プログラマによる日曜自宅プログラミングや思考実験の成果たち。リアル休日出勤が発生すると更新が滞りがちになる。記事の内容は個人の意見であり、所属している(いた)組織の意見ではない。

Apple ID を変えた

Apple ID と言えばメールアドレスです。iCloud やら何やらにログインするときは、メールアドレス+パスワードにて遂行することになります。二要素認証を有効化している場合はもう一つの要素も必要ですが、メールアドレスが必要であることに変わりはありません。
メールアドレスと言えば、何らかの事情で変わることがあるものです。
数年前までは、ISPや携帯電話会社の乗り換えなどによってメールアドレスが変わることが多かったでしょう。迷惑メールに悩まされた結果として変更する必要に迫られるというケースも耳にしたことがあります。ここ数年では gmail などの利用が一般的になり、これらの要因によるメールアドレス変更は減りました。
減ったとは言いつつも、もちろんゼロにはなりませんし、筆者も Apple ID として使用しているメールアドレスを廃止したい状況になったので、Apple ID の変更(すなわちメールアドレスの変更)の手続きを取りました。

予想通り、すんなりとは行かなかったので記録に残しておきたいと思います。

やったこと

まずは、Developerサイトのヘルプを見ました。これの「Updating Your Information」の項によれば、My Apple ID にて登録作業をすれば良いということがわかります。
早速、やってみました。

ところが

使っているApple系デバイスはみな同じ Apple ID で設定されているため、それまで使っていた古い Apple ID でサインインした状態です。
なんやかんやでサインアウトを促されるのですが、問題がメインで使っているMacで発生しました。
システム環境設定のiCloudの画面でサインアウトしようとすると、iCloudの「Macを探す」機能をオフにしなければサインアウトできない、というエラーになるのです。更に、「Macを探す」機能をオフにするには一旦iCloudのID・パスワードを入力する必要があるのです。
この時点では既に古い Apple ID(古いメールアドレス)ではログインできない状態になっているので、詰み、です。

いろいろググったりした結果、システム環境設定の別の項目「インターネットアカウント」のところで 2つ目のiCloudアカウント として新しい Apple ID を設定した上で、古いアカウントからサインアウトすれば上手く行くことがわかりました。実際にそれで上手く行きました。
いやー、焦りました。

その一方で、iOSの端末の方は、特に苦戦することもなく、画面に表示される指示に従ってパスワードを入力したりしていれば特に苦戦することも無く操作できました。
ガイドされない操作が一つだけあって、App Store からのアプリのダウンロードだけ、Settingsアプリでサインアウト+サインインする必要がありました。

環境情報

まとめ

危険な作業をやるときは、事前に調べておきましょう。