「スクラム 仕事が4倍速くなる“世界標準”のチーム戦術」を読んだ。「スクラム本」と言うと以前は別の本のことを指していた気がするが、具体的にどれだったか忘れた。
紙バージョン
- 作者: ジェフ・サザーランド,石垣賀子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2015/06/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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スクラム 仕事が4倍速くなる“世界標準”のチーム戦術 (早川書房)
- 作者: ジェフサザーランド
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2015/06/30
- メディア: Kindle版
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なぜ読もうと思ったのか?
ここ数ヶ月というか数年というか、身の回りの組織が適切に運用されていないと感じることが多々あった。トップが無能であることもあれば、歴史的な経緯で意思決定が異常に遅い組織体制になっているということもある。もちろん、構成するメンバーが非協力的であることによって上手く行っていない組織もある。
5年ほど前にスクラム(と言うよりはアジャイル型開発)の本を読んで、それの影響を受けて可能な事項から少しずつ、身の回りの組織を実験台(良い意味で!)にして実践を進めてきた。
ここ最近、自分の手に負えないほど酷い事例をいくつか目の当たりにしてきたのだが、矯正しようにも自分から微妙に距離があったり、自分のあやふやな知識では組織体制を変えるほどの説得力を帯び得ないと感じてきた。そんな折、書店を彷徨っているとこの本が視界に飛び込んできたので買った。やはり、ある程度まとまった知識を得るには書籍が一番である。
今まであまり見たことない表紙だな、と思って確認してみると2015年6月の初版発行だった。(6月頃から9月頃まであまり書店に足を運んでいなかったのがバレる発言)
何が書いてあるのか?
- スクラムの各構成要素が有効に作用する事例
- (2個目書こうとしたけど良いのが思い浮かばない)
という訳で、基本的には事例集である。他のスクラムの本とは少し異なり、紹介されている事例がソフトウェア開発の分野が主体なのではなく、教育、軍隊、結婚式、医薬品業界など多くの場所から集められている。表紙にも「ソフトウェア」や「開発」といった語が見られないことからも、ソフトウェア開発業界以外に売りに出そうとしていることがわかる。
もちろん、我々ソフトウェア開発業界の人間が読んでもすんなり読める。
感想
もっと実践しよう。