Mobile Act TOKYO #2 @ freee オフィス に参加してきました。
そこで、モバイルアプリにおけるGDPR対応の話をしてきました。
speakerdeck.com
何故このテーマをネタに選んだのか?
GDPRって他国展開きちんとしてる企業だとか、Web界隈だとかに比べるとアプリ界隈は反応薄いよなーという印象があったことと、行政罰適用開始の前日という時期的なものがあって選択しました。
私自身はGDPRの存在自体は昨年から目を付けていましたが、日本でWeb展開しているだけでも対象になり得るとか、EU域内の市民(国民)だけじゃなくて居住者や訪問者も対象になるとか、そういうところには気付いていなくて今年に入った頃に気付いて慌てた、という状態でした。
この発表を準備する過程できちんと情報蒐集することで、私自身の勉強になる、ということも狙いました。
スライドを作る上で気を付けたこと
まず私は弁護士ではない、ということを強調する必要はありました。
また、GDPRについて対応するべきことは沢山ある訳ですけれども、それぞれの項目についての判断は、各開発者さん・各社さんの状況によって分かれるところばかりなのです。なので解を提供するというよりは考えるべき問題点を紹介するという点に重きを置いています。
スライド長すぎ問題
いつもの癖で、無意識に20分喋る想定の分量で作ってました。ちょっと時間オーバーして申し訳ないです。。
仕込んでたネタ
スライドの16ページ目にある 運用でガバーッ
(運用がガバガバで、データをガバーッっとお漏らしされる様子)は、よくある 運用でカバー
(アプリの仕様できちんと対応することができず、アプリの外でどうにかする様子)の派生語です。ガバーッもよくある話なので気を付けましょう。
他のみなさんの発表の中から
AndroidのTextViewの話は特に印象的でした。どのプラットフォームでもテキストの処理を真面目にやるのは大変なものです。自作も大変…(目から汗が…)
問題を分類し、複数のアルゴリズムを提供して「好きなの選んでね」というスタイルは、良いアプローチだと思います。
さいごに
スタッフのみなさん、会場のfreeeのみなさん、当日居合わせたみなさんに感謝!