もう既に5日ほど経ってしまいましたが、新年明けましておめでとうございます。
この年末年始に作ったものを紹介しようかなとも思いましたが、まだ人に言ったり見せたりできる状態ではないものばかりなので、読んだ本のうちの1つを紹介しておきます。
開眼! JavaScript ―言語仕様から学ぶJavaScriptの本質
- 作者: Cody Lindley,和田祐一郎
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2013/06/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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JavaScriptという言語、皆さんどのようにして学んで来られたでしょうか?
恐らく多くの方々はWebサイトを構築する中で、必要に迫られて最低限の知識だけを身に付けていく、ということの繰り返しで学ばれたのではないかな、と思います。node.jsなどの影響で専門的にJavaScriptを取り扱う人もおられると思いますが、そんなに多くはないでしょう。
何となく文法は知ってるし、困ったときにどのようなキーワードでググれば答えを探し当てることができるかという勘は働く。だけども似たような表記が2つ並んでいたときに、それらの違いを指摘できなかったり、Google先生無しでコードを完成させるのが難しかったり。
JavaScriptという言語は、最初は取っ付き易いけども、深く勉強するのはとても難しいと思います(その原因は主に実行環境のバラバラさ加減によるものでしょうが)。
書店で見かけるJavaScriptの書籍のほとんどは、本当の初心者向けか、ECMA Scriptでの定義を丁寧に解説している(→分厚い)かのいずれかで、JavaScriptを深く学びたいけれども分厚い本を読む時間は無い、という人向けの本はそんなに見当たりません。
そんな中で去年登場したこの本は、良いところ突いてきてるなぁ、と思いました。
ところで、この本、原題は「JavaScript Enlightenment」で、enlightenmentは「悟り」とか「啓発」といった意味になります。直訳調に邦題を付けると、あまり格好良くありませんね。邦題に付けられた「開眼!」という表現は、かなり良い訳だなぁと思いました。
「JavaScript 悟りの書」とかでも良かったかな。賢者になれそうです。
クイズ(おまけ)
次の二つのコードの違いを述べよ(10点)
var a = new Number('2014');
var a = Number('2014');