筆者はWindowsのショートカットキー操作が大好きだ。もちろん、一旦覚えてしまえばMacの方が便利だというのには反論の余地は無いのだが、Windowsのショートカットは (F)ile -> Save (A)s... のように階層的に辿って行くことができ、その際にメニューの内容を見ることができるため、覚え易いのである。もちろん、右クリックによるコンテキストメニュー内のショートカットについても同じことが言える。これは筆者がWindows機を使う重要な理由の一つだ。
さて、WindowsXPからWindows7に移行してそれなりの時間が経過し、日常的な操作はほぼ無意識的にできるようになってきた。そんな中、一つ事件があったので、ここでも紹介しておきたい。
Windowsの「タスク」とは?
予め指定していた処理を、予め指定したタイミングで自動的に実行してもらうための仕組みだ。Unixのcron(クーロン)や、MacだとiCalを使った定期タスク実行に相当する。※MacでのiCal利用は、ちょいと古いけど iCalで指定時刻にアプリを呼び出す - 週刊!Mac miniのある生活 が分かり易い。もちろんMacでもcronは使える。
あああ、Windowsの話をしているつもりが、いつの間にかMacの話になってる…
Windows XP での「タスク」
Windows XP では、コントロールパネル内に「タスク」というのがあるので、それを利用する。画面はこんな感じ。
問題
上記の2つの画面、どちらもタスクを右クリックしてコンテキストメニューを表示させている。既にお気付きの通り、このメニューの中身は変わりまくってるし、ショートカットキーも変わっている。ただ変わるだけなら良いのだが、WindowsXPでは「プロパティ」を意味していた「R」のキーが、Windows7では「実行」に変わっているのだ! プロパティを表示させるには「R」というふうに脳みその奥底に植え付けられている筆者としては、常に誤起動の危険に晒されてしまっている。これで、一時作業データを一括削除するようなタスクを誤って実行したら…と思うと夜も眠れない。
皆さんもタスクの誤起動などしないよう、十分に気を付けて頂きたい。