職業プログラマの休日出勤

職業プログラマによる日曜自宅プログラミングや思考実験の成果たち。リアル休日出勤が発生すると更新が滞りがちになる。記事の内容は個人の意見であり、所属している(いた)組織の意見ではない。

SA002 を英語で使ってみた

自分自身の英語の勉強のため、そして、作ったアプリを英語環境で動作させた時に変なバグが発現しないか確認するために、iPhoneはほぼ常に英語で使っている。
もう一つの携帯電話、au の SA002 もある程度操作に慣れてきたので、英語で使ってみようと思い立った。

だが、しかし…

SA002を英語設定にするには?

メインメニュー > 機能設定 > 3. 画面表示 > 4. Set Language > 2. English
を選択すれば良い。

画面を並べてみる。
20110122_120110122_2

ここで少し違和感が。「画面表示」が「Screen Display」か。なんか直訳調。
他の画面の様子から察するに、「画面」は「screen」と訳され、「表示」は「display」と訳されているようだ。

電話をかけてみた

やはり携帯電話の基本機能と言えば音声通話。

  • (1) アドレス帳から宛先を選んで発信
  • (2) 直接、電話番号を入力して着信
  • (3) 着信

どれも問題無く行うことができた。と言うよりも、表示されるメッセージは少ないから、翻訳の作業も楽勝だったのだろう。これは着信時の写真。
20110122_3

メールを書いてみた

このご時世、携帯電話で最も使う機能と言えばメール。
ここは良い感じ。
日本語だとメール本文の文字設定が初期で日本語になっているが、画面表示設定を英語にしていると、文字設定が英語になっているという手の入れよう。不自然な英語も無く、かなり好印象。

データフォルダを操作してみた

あまり使わない機能かもしれないが、テストという意味ではなく、必要に迫られてデータフォルダ操作をする必要が発生した。せっかくなので日本語に戻さずに英語のまま作業した。
何をやろうとしたかと言うと、撮った写真のサイズ変更。

一覧から写真を選んで
20110122_4

サブメニューを開いてみると
20110122_5

ん? Move Folder?? 確か日本語だとここの項目は「フォルダに移動」だったから Move To Folder じゃないのかな? Move Folderだとフォルダを移動になっちゃうよね。。

まとめ

SA002 の英語機能からは、日本に赴任/留学してきた英語圏の人にもある程度携帯を使ってもらえるように、という意思を感じる。これはこれで重要なポイントではあるのだが、一方で「普段から英語に触れて英語力を身につけたい」という人には全くオススメできない。もしういった英語を中学生や高校生が触れてしまったとしたら、教育上良くないだろう。PTAから苦情が寄せられてもおかしくないレベル。

なんか文句ばかりになっちゃったけど、これで心が折れて英語機能を削除する、とかにはならないで欲しい。一定の成果はあげているのだろう(ように見える)から。デコメとかテレビとかの余分な機能にかける予算を、英語版の翻訳や検証する人を雇う予算に回したら?とは思う。


で、筆者はこの後すぐに日本語設定に戻した。