職業プログラマの休日出勤

職業プログラマによる日曜自宅プログラミングや思考実験の成果たち。リアル休日出勤が発生すると更新が滞りがちになる。記事の内容は個人の意見であり、所属している(いた)組織の意見ではない。

Apple ID を変えた

Apple ID と言えばメールアドレスです。iCloud やら何やらにログインするときは、メールアドレス+パスワードにて遂行することになります。二要素認証を有効化している場合はもう一つの要素も必要ですが、メールアドレスが必要であることに変わりはありません。
メールアドレスと言えば、何らかの事情で変わることがあるものです。
数年前までは、ISPや携帯電話会社の乗り換えなどによってメールアドレスが変わることが多かったでしょう。迷惑メールに悩まされた結果として変更する必要に迫られるというケースも耳にしたことがあります。ここ数年では gmail などの利用が一般的になり、これらの要因によるメールアドレス変更は減りました。
減ったとは言いつつも、もちろんゼロにはなりませんし、筆者も Apple ID として使用しているメールアドレスを廃止したい状況になったので、Apple ID の変更(すなわちメールアドレスの変更)の手続きを取りました。

予想通り、すんなりとは行かなかったので記録に残しておきたいと思います。

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デザイン指示書 その未来

WebサイトやWebアプリケーション、iOS / Android などの開発の現場において、デザイナが他者に指示を出すために「デザイン指示書」やそれに類するものを作成することは少なくありません。
ここ数年の間で、このような文書のやり取りに絡んだトラブルの事例を数件見たり聞いたりしたので、そこで起きている典型的な問題と、それに対する対応策を紹介したいと思います。

※業界や業態が変われば「デザイン指示書」が指す文書の役割は異なり、デザイナに指示をするための文書を指すこともあるでしょう。この記事を読まれる際には、皆さんの環境において使われる文書名に置き換えて頂ければと思います。印紙税の課税対象であるか否かが文書の名称ではなくて文書の内容によって判断されることと感覚的には同じですね。この記事では、デザイナがプログラマや広報担当者などに出す指示を文書化したものという意味で デザイン指示書 という語を使っています。

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c3シリーズでswap

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

さて、早速ですが。
AWSで様々なアプリケーションを動かしていると、普段は c3/c4 シリーズに適した使い方なんだけども稀に大量のメモリを一度に使うことがある、というものに出くわすことがあります。
このような状況ではswap(仮想メモリ)の仕組みが動いていると非常に効果的なのですが、デフォルトではオフになっています。c3/c4シリーズを使う上では通常は後継のc4を使うのが筋なのでしょうけれども、swap領域として使用するストレージは、c3シリーズのみに提供されるインスタンスストアを使うのが気持ちイイです。
この記事では、今更ながら、c3でswap領域を確保する手順を確認します。
※この記事は 第67回 紅白歌合戦 を視聴しながら書きました。

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CloudWatch Logs を華麗に読む CWLReader v1.2

CloudWatch Logs のログを華麗に読むツール CWLReader をアップデートしました。
github.com
pure HTML / JavaScript なツールで、html ファイルを1つ置くだけで使えます。ダウンロードはこちらから。

製品のコンセプトなどは、初回リリース時の記事 をご覧下さい。

主なアップデート内容と意図

初回リリースは 2016年8月 だったのですが、この4ヶ月の間にも AWS は凄まじい進化を遂げています。その進化の中には、リージョンの追加というものも含まれます。まずは、これらに対応しました。

その他には、画面の見た目やモノの配置に調整を入れました。例えば、誤解を招かない範囲でマージンを極力小さくすることで、ログそのものを読むことに集中できるようにしました。

さいごに

何かお気付きの点などございましたら、issue を上げて頂きますと嬉しいです。
英語書くのしんどいよ〜という方は、Twitterで連絡下さい(ブロックしてたらゴメンなさい)。