JavaのWebアプリケーションフレームワークである Struts のバージョン1系統のEOL(End Of Life)が宣言されたというニュースを、Twitter経由で知りました。
まだEOLじゃなかったんだwと思うと同時に、非常に懐かしい気持ちで一杯です。
というのも、僕がJavaでWebアプリを作ってた頃はStruts 1.xが(エンタープライズ向けでは)全盛の時代。猫も杓子もStruts。Struts技術者に非ずんばJava-Web技術者に非ず。そんな風潮は感じましたね。もちろん僕もStrutsにのめり込んでました。
ソースコードもめちゃくちゃ追いかけました(※ソースコードを追いかけたということは、かなり厄介なトラブルに巻き込まれたということです。笑)。僕のJava言語のスキルの一部は、Struts 1.x のソースコードを追いかけている時に身に付いたものだと言っても過言ではないでしょう。
2008年の初頭?頃、この時はもう僕がJavaでWebをやることはほとんど皆無だったので実戦ではありませんが、Struts 2.x を試しに使ってみたことがありました。Struts 1.x の最大の弱点(だと僕が思っているところ)であるデバッグのやり難さが相当に改善されていて感動したのを覚えています。世の中って進化していくものなんだな、と思いました。
そして今でも気がかりなのは、2005年頃に作っていた Struts 1.x ベースのWebアプリが今どうなっているのか、ということ…。
後任の人達で無事に他のフレームワークにお引っ越しできたかなー?
以上、ちょっとした思い出話でした。
参考リンク
- Apacheソフトウェア財団による公式の発表(英語): Apache Struts 1 EOL Press Release
- それを報じる記事 by InfoQ(英語): Struts 1 Reaches End Of Life
- 上記の記事の日本語版:Struts 1が寿命を迎える