macOS native Symposium #5 にて、表題の件で少しばかり登壇させて頂きました。
macos-native.connpass.com
この記事には、発表内容のメモと補足が書いてあります。
さくらのレンタルサーバに aws cli インストール
永らくさくらのVPSのお世話になってきましたが、いくつかの用途が不要になったので「もうVPSである必要が無いよなー」という考えに至りました。これまでVPSで動かしていたものは、
- メールサーバと、静的なWebサイトと、PHP製のWebアプリはさくらのレンタルサーバ(スタンダードプランまたはそれ以上)に、
- その他の常駐系やタイマー起動系プログラムは構造を変えて AWS Lambda 等によるサーバレスな感じに、
- その他の常駐でないものは都度 Amazon EC2 を起動するような構成に、
それぞれ引っ越すこととしました。流石にメールサーバは随分昔から移行していましたが、ついに他のものにも手を付けることにしました。さくらのレンタルサーバが2017年に Let's Encrypt によるHTTPSに対応してくれたことからWebサイトやWebアプリを移管するまでの障壁がぐんと下がりました。静的なWebサイトはAWSのS3での静的ウェブサイトのホスティング+CloudFrontでの配信にしても良いのですけれども、どうせレンタルサーバの契約があるのですから、「ドメインとHTTPSの設定をした上でディレクトリに置くだけ」は強いです。アクセス数が異常に多くなったらS3に移せば良いでしょう。さくらインターネットさんにはオブジェクトストレージというサービスもありますが、本記事執筆時点では残念ながら新規申し込みの受付が停止されています。将来はこちらにも期待ですねー。
さて、PHP製のWebアプリをレンサバに移すにあたって困ったのは、バックアップ系のファイルをS3に置きに行く部分です。bashのスクリプトから aws cli のコマンドを叩いていたのですが、この aws cli をレンサバに入れる作業は一筋縄では行かず、pythonに噛まれる(比喩表現)事態に至ったので、この記事にメモとして残しておきます。
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