職業プログラマの休日出勤

職業プログラマによる日曜自宅プログラミングや思考実験の成果たち。リアル休日出勤が発生すると更新が滞りがちになる。記事の内容は個人の意見であり、所属している(いた)組織の意見ではない。

住民税の元を取れ!


住民税って高いですよね。
1月1日時点で日本国内に住居があって、前年の所得がそれなりにあるのならば、通常はその課税からは免れることはできません。
でも何か悔しいので、地方自治体が提供してるサービスで、自分にメリットのあるものは生きてるだけで享受できるもの(水道・道路・ゴミ処理等)以外に何かあるんだろうか?といろいろ考えていたのですが、そこで行き着いた答えは「図書館」でした。

すぐに必要だった本

最近ちょっと(悪い意味で)はまってる技術があって、その解決策を探っていたのですが、どうも太古の昔(20年前とか)の技術にヒントがありそうだということがわかり、その技術に関する本を探していました。
普通に買うと1万円くらいする本が何冊か必要そうでしたが仕事で必要だとは言えども簡単に買えるもんじゃないよなーと困っていたのです。
岡崎市立中央図書館事件のような冤罪に巻き込まれないように気を付けつつ、早速蔵書検索してみました。すると、求めていた本が見つかるではありませんか。


必要な本の中の何冊かは貸し出し中になっていて、本当にビックリしました。まだ需要があるのか、と。

元を取るには?

住民税額が月額2万円だと仮定すると、上記のような1万円の本を月間2冊読めば元を取れたと言えます。そんなに厳しい世界ではなさそうにも思えますが、多くの本は4千円程度ですので、これらなら5冊くらい読む必要があります。こう考えるとちょっと厳しいかな?

他の多くの業界でも同様のことが言えるでしょうけれども、少なくとも我々の世界では、同じ種類の仕事をする限りはずっと参照し続ける本が時々あります。そう思って高価な本を買った後で「必要なのはこいつじゃなかった」と気付くという事件も多々あります。そのリスクを回避するために、まずは図書館で借りて読んでみて、買う価値があると判断できたら買う、といった用途でも使えますね。このリスク回避効果を数値化するのは難しいところですけれども、有益であることは間違い無いです。

これまで図書館のお世話になってなかった原因

かつて京都や大阪に住んでた時も地域に立派な図書館があったのですが、立地が完全に行動範囲外だったから、自分の思考から「図書館を使う」という思考が長らく抜け落ちてたんですよね。大学の図書館はお世話になっていたのに。
あと、ここしばらくは新しい書籍を求めてたこともあって、そういう需要と図書館とは合致しにくいというものもありました。
普遍的な情報やちょっと古い情報を参照しなければならないときは、今後は積極的に活用して、元を取っていきたいと思います。今は行動範囲内に大きな図書館があるので、ハードルも低いです。

同じことを考えている人

上記のようなことを考えて行動に移し、記事を一通り書いた後になって「同じようなことを考えてる人っているはずでは?」と思って検索してみると、やはり多数の事例があるようです。例をいくつか挙げておきましょう。

さいごに

本を読む→知識を身に付ける→収入が上がる→住民税額が上がる→もっと本を読む→(ループ)
という好循環に持ち込んで、自分個人も社会もハッピーになっていきましょう。