職業プログラマの休日出勤

職業プログラマによる日曜自宅プログラミングや思考実験の成果たち。リアル休日出勤が発生すると更新が滞りがちになる。記事の内容は個人の意見であり、所属している(いた)組織の意見ではない。

MB110J/B 高騰

キーボードの話です。

ここ数年間、自宅やオフィスのMacで仕事をする際は、以下のキーボードにお世話になっています。

外出先等で仕方なくMBPやMBAの内蔵キーボードを使うこともありますが、それは緊急避難。。

MB110J/Bは良いぞ

MB110J/B は、Apple純正のUSB接続JISキーボードで、テンキー付きのものです。キーストロークはノート型マシンのそれに近いですが、少しだけ深いような感触です。
日本語を打ち込む仕事をするにあたってはこの上ない配列であることと、有線であることから愛用しています。いろいろ技術が確立されてきているとは言えども、無線のキーボードはパスワードを打ち込むほどにはまだ信頼していません。有線であることのもう一つのメリットは電池管理が不要という点ですが、 Magic Keyboard はこの無線での問題点を上手く解決しているようです。
人によっては、USBハブ機能が良いということもあるようです。

このキーボード、上記のヨドバシさんのページによれば2011年7月の発売で、今のテンキー付きの Magic Keyboard が発売される2017年頃に店頭からは姿を消しました。販売されていた当時は新品で6000円前後でした。

買い増し

それで、MB110J/Bは良いぞ、しかしもう店頭では買えない、という話をいろんな場所でしていたのですが、仕事仲間の一人が「買ったけど自分に合わなかったので押し入れで眠っています。買い取らないですか?」という話をもちかけてきてくれました。当然ながら買うと即答しました。このような状況での値付けは皆さん悩まれるでしょうけれども、自分はおおよそ中古品の流通価格で買い取るポリシーで生きています。
そこで中古品の販売価格を調べてみたところ、なんと、販売していた時代の新品での値段を超えているケースも数多くありましたww

という訳で、ほぼ新品に近い価格で仕事仲間氏から買い取りました。
でも、良いキーボードなので私としては幸せです。
いま使っている個体がボロボロになったら使います。

新品価格の高騰

更に、新品での価格は、Amazonでの最安値での出品が19,900円というところまで高騰していました。市販当時の価格の3倍以上ですし、現行モデルであるテンキー付き Magic Keyboard のApple公式価格が13,800円+税であることを考えると、相当な高騰ぶりです。希少価値が出てきているようにも見えます。

Apple Keyboard テンキー付き -JIS MB110J/B

Apple Keyboard テンキー付き -JIS MB110J/B

参考:ヤフオクでの最近の落札情報

さいごに

Appleさんとしては USB-A ポートは捨て去った過去でしょうし、MB110J/B はサポートページの技術仕様コーナーからも消し去ってしまった過去なんでしょうけども、高騰してるよ〜、需要あるよ〜って話は知っておいて頂きたいところです。私は使い続けます。

(この技術仕様コーナー、懐かしの Color Style Writer は載ってるのに、何故USBキーボードを消したのだ…)