多言語・翻訳ナイト Vol.3 に参加してきました。
どうやって勉強会の存在を知ったのか
近畿地区の勉強会情報を収集して配信してくれているbot @atnd_kinki の配信で知りました。
[新着] 2016/08/26(金) 多言語・翻訳ナイト Vol.3 @大阪 ~ 翻訳者・翻訳サービス・多言語サイト運営者・開発者・自治体が集まって語らう会 https://t.co/iNIbJNRYN3
— IT勉強会@近畿 (@atnd_kinki) 2016年8月11日
自分と多言語
過去には日英韓の3ヶ国語対応のWebアプリを開発・運営していました。韓国語は翻訳者のご協力を頂きながらの対応でしたが。
現在でも日英2言語対応しているアプリは自分で翻訳して実装、運営までやっています。
本格的に多言語対応をやっておられる方からみればヒヨっ子みたいなもんですが、多言語対応には関係がありますし、興味もあります。
多言語関連で自分が最近興味を持っていたのは、こんな話題です。
- 自分が知らない言語への翻訳の運用ノウハウ(翻訳者さんへ翻訳を依頼するためのノウハウ)
- コンテンツ(ブログ記事など)の翻訳を実施した際の、コンテンツ管理ノウハウ
こういう話も聞けたらいいなー、と考えながら参加しました。もちろん聞くことができてますし、それ以上の知見が得られました。
お聞きした話(抜粋)
- 行政が出す文書の翻訳の難しさ
- 更新が滞る問題
- 偉い人たちが自動翻訳で満足してしまう問題
- 災害などの緊急情報の伝達の難しさ
- 2020年のオリンピックに向けた課題
- ビジネス向けのオンライン翻訳サービス YarakuZen の話
- 訳語の統一に気を使いながら翻訳をするときに、とても便利そう
- 翻訳業務のクラウドソーシング Conyac の話
- チームを組んでもらって大人数で翻訳みたいなことも可能らしい。すごい。
- WordPress の多言語化用プラグイン Bogo の話
- RDBのデータ管理に関する話も飛び出してきて、かなり興味深い話だった。
- ロケール/言語と国旗の問題
- 日本語の難しさ:統計的アプローチが取りづらい
さいごに
主催の多言語団の皆様、参加された皆様、会場の JUSO Coworking さん、ありがとうございました!
おまけ:ぼやき
「 n ヶ国語」(n>=2)という日本語の表現からは、1言語1カ国みたいな過去の認識が垣間見えますね。
実際には1つの言語が複数の国で使われていたり(例:英語)、1つの国で複数の言語が公用語になっていたり(例:スイス)するので、あまり現実に沿った表現ではないという気がします。
言葉狩り(他の方が書かれている文章に文句をつけること)をするつもりはありませんが、自分が書く文章からは無くしていこうかな、ともうっすら考えたりしてます。この記事では使っていますが。
おまけ:ネタ
日中韓をはじめ、世界中で見つかる間違い英語を投稿して共有するためのサイトがあります。
www.engrish.com
かなり笑える内容なのですが、自分が作ったものが載ると思うと、なかなかつらいものがあります。
世界へ笑いを提供できるのなら、まあそれも一興ですが。
ひとまずは、載らないように 頑張ろう! #一句