近年では賃貸住宅の多くにはエアコンが予め取り付けられていることも多く、自分で購入する人というのは家買っちゃった系の人くらいだろう。
筆者は家を買ったという訳ではないが、諸事情あってエアコンを買う必要に迫られたので、その時の話をいろいろとメモしておく。
商品の選択
- 「6畳用」「8畳用」などは木造の場合の話であることが多い。鉄筋コンクリートとかの住宅であればもっと広い部屋にも使える(たぶん断熱効果の都合)。
- 取り付け場所(室内&室外)の写真を撮ってから電気屋さんに行くと話がとてもスムーズ
取り付け工事
我が家に工事に来られた方からお伺いした話であるので、地域によって異なるかもしれないし、そもそも間違っている可能性もあることに注意。
- 室内のエアコンの取り付け場所で壁から飛び出している金具、一見するとエアコンの重さを支えられるのかどうか不安だが、あれは梁(?)に直接打ち込まれており、かなりの重さを支えることができるらしい。
- この金具のピッチ(間隔)にはJIS規格などは無く(!!!)、実際に色々あるとのこと。こんなのに対応してる工事のおっさんスゲー
- 室内機と室外機との間を行き来する冷媒、出荷時は室外機に格納されているらしい。
- 室内機と室外機との間を行き来する冷媒を通す管は2本あり、太さが異なる。上り下りで冷媒の圧力が異なるらしい。(確認してないけど、冷房運転時と暖房運転時で上り下りは逆転するはず)
- これらの管は取り付け工事のタイミングで真空を引く。「真空待ち」という懐かしい単語を耳にした。昔は真空を引かずに、冷媒(フロン)を注入する方法で空気を追い出していたそうだが、環境問題などがあって真空を引くようになったらしい。
- 室内の気密度が高い場合、室内と室外との間に気圧の差が生じることがある。室内の気圧が低い状態で冷房運転すると、室内機から室外へ排出する水の管(ドレン)に室外から空気が逆流してくることがある。ポコポコ音がするらしい。これを防止するための逆流防止の弁なるものが存在する。
- エアコン取り付け工事で使う、特殊な水準器が存在する。通常の水準器では観測者が上から見ることを想定しているが、エアコン(室内機は水平である方が良い)取り付け工事においては、上から観測するのはほぼ不可能である。この水準器は横から測定できるようになっている。
- 取り付け工事後の試運転を開始した瞬間から、とても快適な風が出てきた。これで夏を乗り切れるよおおおぉぉぉぉぉ
- かゆ うま
メモはここで途切れている。