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> リリースしました <
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こんな吹き出しをお手軽に作成するためのiOSアプリ「突然の死」のバージョン1.1をリリースしました。
次のような機能があります。
- 簡単なコピー&ペースト
- Twitterへ投稿(「設定」アプリでTwitterの設定をしている場合のみ)
- その他、iOSがサポートしている様々なサービスへ投稿(new in 1.1!)
- 余白などの設定
- 履歴の記録
- 画像として出力(new in 1.1!)
特に注目すべきは画像での出力機能でしょう。
AA(アスキーアート:文字で描いた絵)と言えば、見る環境によって少しズレるものです。
大昔、1990年代の終盤の頃までは、AAと言えば等幅フォントで見ることを前提に描くものでした。
2010年頃までは、AAと言えばWindows環境で「MS Pゴシック」というフォントを用いて見ることを前提に描くものでした。手打ちするのが難しいような驚異的な規模(見た目の大きさ)のAAが登場し始めたのは2003年頃かと思います。記憶が正しければ。
そしてここ数年では、iPhoneやAndroidなどの普及によって、AAを閲覧する環境の種類もだいぶ増えてきて、美しいAAを見るには苦労するようになってきました。フォントが違うだけでなく、画面幅が小さいという要因もかなり大きなものです。複雑な、芸術的なAAというのは今後は下火になっていくのかもしれません。
2010年頃からは、どうでしょうか? もちろん MS Pゴシック での閲覧を前提としたAAは依然として大量に流通していますが、日本国内におけるiPhoneの爆発的な普及によって、iPhoneでの閲覧を前提としたAAが出回るようになってきました。特にTwitterでは顕著なんじゃないかと思います。
既存のAAにこのようなAAも加わって、世の中はまさに混沌とした状態へと進んでいきます。
この記事の一番上に貼付けた吹き出しだって、見る環境によっては吹き出しの体を成していないかもしれません。ええ、きっとダメでしょう。
iPhoneで頑張って作ったAA、iPhone以外では完全に崩れてしまって見えるかもしれません。そうやって作ったAAをTwitterに流しても、世の中には未だに改行表示に対応していないクライアントだって存在します。
そう、貴方の目の前にある素晴らしい(かもしれない)AAは、閲覧者の手元には届かない可能性がそれなりにあるのです。
今回バージョンアップ版をリリースした「突然の死」は、このような問題に立ち向かいます。
このアプリで作ることのできるAAは、冒頭のような吹き出しだけですが、発信者が実際に見ているAAをそのまま閲覧者に届けることをお手伝いします。画像なのでもはや「AA」と呼ぶには辛いものがあります。しかしながら、いくらJPEGやPNGといったラスター画像を見ていたとしても、やはり文字の羅列で作られた絵には特別な感情が湧くものです。
このアプリで、皆さんの心に秘めた思いを吹き出しの中へ移し替え、世界中へ届けて下さい。