職業プログラマの休日出勤

職業プログラマによる日曜自宅プログラミングや思考実験の成果たち。リアル休日出勤が発生すると更新が滞りがちになる。記事の内容は個人の意見であり、所属している(いた)組織の意見ではない。

コンサートホールでの演奏のライブ配信

この晩秋から初冬にかけて、筆者の所属バンドの演奏会および友人の所属バンド(いずれも英国式金管バンド)の演奏会にて、演奏をライブ配信するということをやりました。ライブ配信をやる理由は想像に難くないことでしょう。ここでは語りません。

いずれの配信も「最初の割には上手く行った」と評価できるものではありましたが改善すべき点も多くありました。今後の自身の成長のため、そして同業者*1や類似の演奏形態*2の皆さんのためにも、メモを公開しておきたいと思います。

検討すべき事項ごとにまとめて書いてあります。なお、この記事は、アマオケ情シスSlack#配信 チャンネルに書き込んだ内容に、相当な量の加筆訂正をしたものになります。

*1:英国式金管バンド

*2:管楽器アンサンブル、吹奏楽、オーケストラといったものを想定。アンプが入るようなものは主に音響方面で考えることが異なるはず。

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昨日の明日は今日?

「昨日の明日は今日」という言い回しがあります。本当にそうなのでしょうか?

この問題は、新人のプログラマさん*1に教育目的で時々投げかけていたものです。この記事では、この問題への想定解をいくつか紹介します。唐突に思い出したので記事にまとめました。

*1:大学とかで計算機科学の基本を一通り学んだけども情報システム開発の実務経験は乏しい、くらいの人の想定。

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吹き出し作成アプリ「突然の死」バージョン2.2リリース

_人人人人人人人人人人人_
>   突然の死 2.2   <
>   ㊗️リリース🎉   <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

こんな吹き出しをお手軽に作成するためのiOSアプリ「突然の死」のバージョン2.2をリリースしました。

突然の死

突然の死

  • Tadahisa Motooka
  • ユーティリティ
  • 無料

※2020/11/18未明追記:ダークモードでの表示に問題がありましたので、修正版である2.3をさきほど提出しました。ダークモードでご利用の皆様、しばしお待ち下さい。追記ここまで。

このアプリには、次のような機能があります。

  • 簡単なコピー&ペースト
  • Twitterへ投稿(「設定」アプリでTwitterの設定をしている場合のみ)
  • その他、iOSがサポートしている様々なサービスへ投稿
  • 画像として出力
  • 余白などの設定
  • 履歴の記録

今回のリリースは純粋なバグフィックスです。具体的には…

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職業プログラマの特許出願

昨年からの仕事の成果物の一つを、特許として出願しました。弁理士の先生にお願いしたりすること無く、書類は全て自力で用意しました。初めての体験です。
出願はほぼスタート地点のようなものであって、特許査定*1に至るとは限りませんし、行うべき作業は沢山あります。友人の弁理士曰く「素人が書いて通るようなもんじゃない」とのことなので過度な期待は抱かないようにしていますが、出願という行為を正しく行うというところまでは自力で来れました。プログラミングの世界で言うところの「コンパイラがエラーを吐かなくなるところ」まで来れたのです。

そんな訳で、やってきたこと等を書き留めておきたいと思います。

なお、ここに書いてあることを参考にして、読者が自力で出願して意図しない結果*2になったとしても筆者は責任を負うことができません。特許を真面目に考えておられる皆さんはぜひ時間・金銭共に余裕を持って弁理士の先生のお世話になって下さい。

*1:特許として認定を受けること

*2:「特許とれなかった」だけではなく、他人に横取りされた、等を含む

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tmuxでのセッション復旧

tmuxのような screen multiplexer は多くの方が使っているんじゃないかと思いますが、こういったツールが持つ重要な機能の一つに、環境の維持と復元(という言葉遣いは正しくない可能性がそこそこある)があります。特に、ssh接続した先のリモートホストにおいて長時間かかる処理をきちんと動かしたい(sshが切れても処理が継続して欲しい)ときに役立ちます。例えば、ちょっと古いですがStackoverflowにはこんな質問があります。
stackoverflow.com

この目的でtmuxを使うときというのは私の場合は年間数回とかの頻度で発生する訳ですが、私のような年齢になると物覚えも怪しくなるもので、忘れるんですよね。毎回調べるのがとてもつらくなってきた(労力的&精神的)ので、ここにメモを残しておきたいと思います。

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