職業プログラマの休日出勤

職業プログラマによる日曜自宅プログラミングや思考実験の成果たち。リアル休日出勤が発生すると更新が滞りがちになる。記事の内容は個人の意見であり、所属している(いた)組織の意見ではない。

退け、ユーフォニアム。

世間では「響け!ユーフォニアム」の人気が非常に盛り上がり、しかも継続している状況でございますが、そんな中、ユーフォニアム奏者を引退したのでここに記しておきたいと思います。退職エントリの変形版だと思ってもらえれば幸いです。
2015年にあった出来事は2015年のうちに書いておきたいと思いつつも、諸々の進捗がダメだったので今まで書けずにいました。大晦日に投稿するあたり、進捗ダメさ加減は上手く伝わることでしょう。

ユーフォニアムってどんな楽器?

ここで変な説明を書くよりも Wikipediaの記事 を見てもらう方が良いでしょう。
無理して手短に言うならば、中音域の金管楽器の一つ、と説明することができます。
英語では Euphonium と書き、Euph と略して書くこともあります。日本語だと「ユーフォ」と略したりします。ユーフォニウムと発音/表記する人も居ます。

どんな楽器を吹いていたのか?

YAMAHA YEP-621S を吹いていました。この商品ページには「第6倍音のFをはじめとする正確な音程」とありますが本当にその通りで、こんなに安価な楽器でありながらも非常に吹き易く、音色も音量も申し分無い楽器です。第6倍音のF(tuning-B♭の完全五度上)、本当に良かったです。第12倍音のF(high-B♭の完全五度上)も綺麗に鳴る、最高の楽器でした。
世間的にはコンペンセイティング・システムを備えた重装備の楽器で溢れかえっていますが、こういうシンプルな装備の楽器も良いものです。

どんな曲を吹いていたのか?

金管バンドの中のユーフォニアム奏者を務めていたので金管バンドの曲ばかりですが、featured-soloだとこのような曲を演奏しました。

  • Carrickfergus
  • Pantomime
  • Summer Isles

やっぱりPantomimeは難しかったですね。参考演奏はこちら → https://youtu.be/QQbpqOdoluI

どれくらいの期間、吹いていたのか?

2013年10月から2015年9月までの約2年間、演奏していました。それ以前にEuphoniumを吹いていたのは1997年から1998年の2年間なので、実に15年近いブランクを経ての演奏でした。その15年の間もトランペット/コルネットを吹いたりトロンボーンを吹いたりしてたので、復帰直後もそんなに戸惑うこと無く取り組むことができました。

なぜ引退したのか?

身体的な事情があって、ユーフォニアムの演奏を続けることが難しくなってしまいました。不可能という訳ではないのですが、そんな苦労をするくらいなら演奏活動自体全部やめてしまうわ!という状況だったので、まずはユーフォニアム奏者の席から退くことにしました。

アニメで人気出たんだし、ユーフォニアム演奏してたらチヤホヤされるんじゃないの?

ただしイケメンに限る

これから何をするのか?

トランペットとコルネットの演奏、あとは編曲活動に専念します。
専念しますとは言いつつも、これらの活動は収入を産むものではなくむしろ支出する一方であるので、収入のある本業の方がずっと大事です。

また10年くらい経ったらユーフォニアム奏者として復帰するかもしれません。手元の YEP-621S はそれまでお蔵入りです。


それでは皆さん、よいお年を!