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職業プログラマの休日出勤

職業プログラマによる日曜自宅プログラミングや思考実験の成果たち。リアル休日出勤が発生すると更新が滞りがちになる。記事の内容は個人の意見であり、所属している(いた)組織の意見ではない。

好きなキーボード

パソコン・インターネット

キーボードと言えば、日常生活においても仕事においても欠かすことのできない重要な道具です。キーボードの良し悪しは生活に大きな影響を与えると言っても過言ではありません。しかしながらPCに付属していたキーボードや1000円以下で買うことのできるキーボードで満足している人も多いのではないでしょうか?

ここ数日のうちに、良いキーボードとはどんなキーボードなのか?という話題をネットで見たり、周囲の方々とお話させて頂いたりしたことが何度かあったので、考えをまとめておきたいと思います。

※楽器のキーボードの話ではありません。PCのキーボードの話です。

評価の観点

当然の話ではありますが、キーボードを評価する観点には様々なものが存在します。その中で筆者が個人的に重要だと思っているものをいくつか紹介します。

記号の配列

例外はありますが、日本人が使っているキーボードのほとんどは、JIS配列かUS配列のどちらかでしょう。この二つの配列は、アルファベットの並びは同じなのですが、記号の並びが大きく異なります。一番簡単な識別法は、アットマーク「@」の場所でしょう。JIS配列だと「P」の右にありますが、US配列だとShift+2を使います。
海外ではUS配列が主流です。ドイツではJIS配列に似た配列も使われるそうですが、実際のところはどうなんでしょうね?

さて、どちらが良いのか?という話をしましょう。結論から言うと「用途による」ということになります。

普通の日本語の文章を打つときは、MacのJIS配列のキーボードが最も使い心地が良いです。その理由は「英数」キーと「かな」キーの存在です。これらのキーは現在の入力モードに関わらず、そのモードに切り替わってくれるので大変便利です。例えば、かな入力モードになっているときに「かな」キーをおしても、かな入力モードのまま何も変わらないのです。キーボードの良し悪しと言うよりはOSの良し悪しのような気もしますが、Macのこの重大な利点はJISキーボードでなければ発揮されることはありません。
Windows向けJIS配列にある「半角/全角」は現在の入力モードの状態に応じて挙動が変わるので一瞬操作が遅くなります。スペースキーの両脇にある「無変換」「変換」キーは邪魔なだけです。Windowsでは、何を打つにしても、これらの邪魔キーの影響もあって、JIS配列よりはUS配列の方が使い易いと思います。

Objective-Cのコードを打つとき(当然Macを使いますが)は、こちらもJIS配列の方が使い易いと感じます。その理由は、些細なことではありますが、記号「@」の入力のし易さです。US配列だとShiftとの組み合わせですが、JIS配列なら右手薬指が少し動くだけなのです。

MacでJavaPHPなどのコードを打つときは、US配列の方が使い易いと感じます。こちらの理由もやはり記号の打ち易さなのですが、Shiftキーによる記号キーの意味の変化が「しっくりくる」のです。

アルファベットの配列

通常のキーボードの配列ことを QWERTY配列 と言います。なぜそんな呼び方をするのかわからない人は、手元のキーボードをずっと眺めて下さい。
これに対して、DVORAK配列というものがあります。実物を見たことはありませんが、「高速入力によるタイプライターの故障を防ぐためにわざと打ちにくくした」と言われるQWERTY配列とは違って、打ち易さを研究した上で考案されたそうです。試してみたいものです。

左右のバランス

キーボードに手を載せるとき、両手がホームポジション上にあるか、右手だけホームポジションにあって左手の親指がCommandキー(WindowsならAltキー)にあって中指がTabキーにある、ということがほとんどです。
もしも大きめのノートPCを使っていて、そのPCにテンキー等が備え付けられていると、どうでしょう?身体の中心はPCの中心に対してかなり左に寄ることになります。これはダサい…。全てのものは左右対称であるべきだ…とは思っていませんが、左右対称なものが美しいと感じることは多いです。この左寄りの姿勢は好きではないです。
GUI何それ美味しいの?とか言ってた時代であれば、コマンドラインのインターフェイスが左寄りだったので、身体が左に寄るのも自然な話だったかもしれませんが、現代ではそうも行かないですね。

通信手段

ワイヤレスキーボードもそれなりに普及してきて、もはやワイヤレスが当たり前という状況でもありますが、盗聴対策は十分であると言えるでしょうか?
恐らく通信経路を暗号化されているものが大勢を占めるのでしょうけれど、キーボードが発する信号のパターン数なんてそんなに多いものでもないですし、不安なことには変わりありません。
やっぱりキーボードは有線が良いなと思います。

筆者がワイヤレスキーボードを使うときは、それとは別に有線のキーボードも備えておき、パスワードなど重要な情報や、重要な情報を打っていると見せかける必要があるときには有線の方で打ち込むようにしています。

キーストローク

やっぱり深い方が良いです。
あと、キーストロークそのものの話ではありませんが、Returnキーを勢い良く「ッターン」って打った時に、音が鳴らないやつの方が良いですね。周囲に迷惑をおかけすること無く「ッターーーン」できますので。

手元にあるキーボードの評価

Mac Book Pro (Early 2011) 13インチモデル 内蔵キーボード(JIS配列)

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あとはキーストロークさえ深ければ!
まあ、ノートPCなので仕方ないですね。

LifeBook PH74/C(富士通製) 内蔵キーボード(JIS配列)

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上下左右のカーソルキーが少し手前にあるのは、かなり好印象です。
ブラインドタッチ中にカーソルキーを操作する必要に迫られても、間違うことは非常に少ないです。
あとは「変換」や「無変換」のキーを取り払うことができれば快適なのですが。

Logitech K230 ワイヤレスキーボード

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Australia滞在中に購入したキーボードです。$35程度(3200円くらい)でした。
当時、使っている椅子があまり良いものではなかったので、長時間の作業であっても姿勢を変えながら作業を続けられるように、と思って買いました。コンパクトなキーボードでありながら、良い感じの「打ち応え」があり、enterキーを激しく打っても静かです。
F5キーのところにシールが貼ってあるのは、ファンクションキーを打ち間違えないようにするためのものです。Macでファンクションキーを使うのは漢字変換やExposeのためですのでF7からF12までしか使いませんし、頻繁に使うので場所を正確に覚えていますが、WindowsだとF3やF5をそれなりに使う割に、正確に指を移動させるのが難しいので、何か触って分かる目印(変な表現ですが)が必要だったのです。

なお、このブログ記事は、このキーボードを使って入力しています。

Australia市場向けの製品であるにも関わらず、技適マークをしっかり付けているのは、さすがLogitecというところでしょう。素晴らしい! 技適マーク無しだったら、持って帰ってくるのを諦めていたところです。

謎のキーボード

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これは大阪・日本橋のPCパーツショップにて800円程度で購入したキーボードです。デスクトップPCに接続して使っています。
Windows向けJIS配列キーボードですので「変換」などのキーが邪魔ではありますが、スペースキーの幅がそれほど奪われている訳でもなく、安さの割りにかなり良いキーボードになっています。

iPhone

(画像はありません)
この狭い画面の中に、よくこれだけの操作性を持ち込むことができているなぁ、と関心します。特に日本語のフリック入力は超優秀です。英数字や記号が混在することの無い、純粋な日本語の文章を「漢字変換させずに平仮名で」打つときに限っては、物理的なキーボードよりもiPhoneの方が速く入力できる気もします。まあ、漢字変換はiOS7の時代になっても、まだガラケーの勝利ですがね。

iPad

(画像はありません)
iPhoneでお世話になっているフリック入力は使えないし、QWERTY排列にしても物理的なキーじゃないから打ちにくいし、正直言って、やむを得ない場合を除くとiPadで文字入力することはほとんどありません。可能な限りPCやiPhoneで作業をします。
それでも、そこらへんのAndroidタブレットよりは良いとは思いますけどね。Nexus7とかだと、どうなんでしょう?

試してみたいもの

これらは、まだ買ったことは無いけども試してみたいもの、です。

HHK (Happy Hacking Keyboard)

先日、初めて実物を見ました。慣れたら使い易そうです。

ThinkPadのアレ

肘より上をほとんど動かすことなくポインティングデバイスも操作できる、アレです。ThinkPad本体を買わなくても、キーボードだけで売っていたのです。今も売っているのかどうかは知りませんが。
昔、某家電量販店の店頭で見かけた時に買おう!と思ったのですが、よく見るとカーソルキーの上キーの左右に、Webブラウザの戻る/進むボタンが実装されているのを見つけて、買うのをやめました。100年の恋も冷めるとはこのことか!と思ったものです。
もしも、そういった邪魔なキーの無いバージョンがあるのならば、ぜひ買いたいものです。

さいごに

キーボードの写真をキレイに撮るの、難しいですね。
もっと遠くからズームして撮るようにするべきでした。