金曜日。会社を早退して Melbourne(メルボルン)へ観光に来ています。
これから2泊3日の旅の始まりです。
Melbourneとはどんな街なのか?
Melbourne は、Australia の南東部、Victoria(ビクトリア)州の州都です。
今では Australia の首都と言えば Canberra(キャンベラ)ですが、Canberra に首都が移転されるまでは、ここ Melbourne が Australia連邦の暫定的な首都だったのです。ですが、正式な首都ではなくて単に政府機関が集中していただけの土地なのだそうです。まあ、事実上の古都、ということになるのでしょうか。
また、
- 市街地の道路は碁盤目状
- 路面電車が走っている
- 古い建物が多い
など、京都に住んでいた人間にとって非常に興味深い特性を持った街でもあります。(京都市の路面電車は既に廃止されていますが)
なぜMelbourneに来たのか?
ある友人が2004年頃に Melbourne へ留学しており、そこでこの街について知ることとなりました。その後に「楽しかった」などという感想を聞いていたことから、いつか行ってみたいと薄々ではありますが思っていました。
ところが2006年1月のこと、残念ながらその友人は亡くなってしまったのです。
その友人の分まで「夢の続き」を見られたら良いな、と思って来ました。
移動中の話
Sydney 空港にて
現在住んでいるのは Sydney です。Sydney から Melbourne は飛行機で1時間半程度の距離があります。日本で言うと東京から広島くらいでしょうか。
バスや電車などの陸路でも移動する事は可能ですが、やはり飛行機が便利です。
前の便が遅延していた影響により、30分の遅延が発生した上に、搭乗口が変更になるという事態が
飛行機の中で:その1
山火事(bush fire)が見えます。
数日前の、Sydneyで42℃を記録するという異常気象により、Australiaのいろんなところで山火事が発生しています。この写真の場所以外にも、飛行中に何カ所かで煙を見かけました。
飛行機の中で:その2
着陸の20分ほど前のこと。乱気流?に遭遇したためか、機内は相当揺れ始めました。百戦錬磨の客室乗務員さん達でさえも棚に手を当てないと歩けないほどです。
しばらくそれが続くと、なんと前の座席に座っていた子供が嘔吐を。。
そりゃあ、あれだけ揺れたら酔いますわ。その子供を責めることはできません。嘔吐したのが一人で済んだというのが奇跡なのかな、とも思えます。
Melbourne 市街地の風景
様々な困難?を乗り越えてようやく到着した Melbourne。この風景を皆様もお楽しみ下さい。
Southern Cross Station (サザンクロス駅)
Melbourne 国際空港(Tullamarine:タラマリン空港)から出ている市街地向け高速バス(Sky Bus)が到着する場所です。写真の通り大きな駅です。
北斗の拳とは関係はありません。たぶん。
電源
宿の洗面所で見かけたコンセント。さすが世界中から人が集まる街だけのことはあります。形状だけではなくて電圧まで複数対応するとは。
銀行博物館
Australia 四大銀行の一つ、ANZ銀行による銀行博物館です。
紙幣や硬貨はもちろんのこと、金庫や銃器(!)などまで展示されているそうです。
ぜひここに入りたかったのですが、営業時間が午前10時から午後3時まで、しかも平日のみという、日本の銀行窓口を彷彿とさせるような場所です(※通常、Australiaの銀行窓口は夕方5時くらいまで営業しています)。
観光ガイドにはあまり掲載されない場所なので、Melbourne を訪れる方は是非行ってみて下さい。
詳しくはこちら。 Banking museum | ANZ
Flinders Street Station(フリンダース通り駅)
東京駅に似ている…?
Bike Share(レンタサイクル)
街のいろんなところに、有料の貸し自転車があります。
Australia では、自転車の運転時にはヘルメットの着用が法律で義務付けられており、それは貸し自転車の運転においても同様です。即ち、貸し自転車を利用する際も別途ヘルメットの入手が必要です。
ヘルメットはコンビニ等でも簡単に手に入るようですが、ちょっと面倒臭いかな…。