読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

職業プログラマの休日出勤

職業プログラマによる日曜自宅プログラミングや思考実験の成果たち。リアル休日出勤が発生すると更新が滞りがちになる。記事の内容は個人の意見であり、所属している(いた)組織の意見ではない。

カメ@大阪城

夜8時頃、大阪城公園周辺で用事があったのだが早く着いたため、ちょっと大阪城公園を散歩していた。
塀の下に子猫くらいの大きさの動物がコソコソ動いているのが見えたのでよく見てみると、なんと、そこにはカメが。
恐らく、大阪城の堀に住んでる亀が這い上がって来たのだろう。
あまりにも珍しかったので観察していると、どんどん歩いていって、人通りの多いジョギングコースまで進んでしまった。しかもそこで立ち止まるという…。
このまま放置するとカメは踏まれて死ぬか、ジョギング中の人がつまづいてしまう危険性があったので、対処する必要があった。夜8時と言えばかなり多くの人が走っている。

持ち上げて移動させる? — いや、それは怖い。触るのも怖い。ヌメヌメした表面かもしれないし、噛み付かれるかもしれない。そもそもどこをどう持ったら良いのかわからない。甲羅の端っこを持ったら甲羅だけポロっと取れてカメは死んでしまうかもしれない。やっぱり持ち上げて移動させるのはやめておこう。

亀に接近して、数十cmの距離から音を立てれば、ビックリして逃げて、ジョギングコースから外れるかもしれない。そう思って音を立てると、カメは逃げずに甲羅に閉じこもってしまった。これが本能に刻まれた通りの反応なのか。

やはりこのまま放置するのも危険なので、傷つかないと思われる程度の軽い力で蹴ってみた。今度は甲羅に閉じこもったままの状態で踏ん張り?、無理矢理その場に留まろうとするカメ。必死だな…。だけどそこに留まっていたら君は死ぬんだよ、と言いたかったがどうしようもない。


困り果てて10分間ほど見守っている(その間カメはずっと甲羅に閉じこもったまま)と、ジョギング中の女性がカメに気付き、面白がってカメに話しかけた。すると、なんとカメは甲羅から頭を出し、道の脇の茂みに向かって元気よく歩き出したのだ。

なるほど、僕が取るべき行動の正解は「話しかける」だったのか。動物って難しい。
いや、もしかすると僕が話しかけても無駄で、これは僕一人では解けない問題だったのかもしれない。