今年4月に購入し、外出時用として活躍してきたノートPC Fujitsu Lifebook PH74/C であるが、先日ついに入院することとなった。
ネット上を検索しても似たような症状が見当たらなかったので、ここで記事にしておきたい。
初期症状
Ethernetケーブルを抜き差しする時に、画面表示が乱れる。RGBで言うと、赤の成分がやたらと強く出るような感じだった。抜き差し作業後はすぐに元の状態に戻る。
入院の数日前
Ethernetケーブルの抜き差しの後、画面表示が元に戻らなくなった上に、赤色成分が右下方向にボワっと広がったような感じで表示される。テキストエディタでの文章入力が何とかできるくらい。
入院したときの状態
Ethernetケーブルの抜き差しとはほぼ無関係に画面表示が乱れる。ある時は画面全体が真っ暗になり1ドットずつ点灯していき、またある時はカラフルな縦縞模様が表示されたり。Ethernetケーブルを抜き差しすると一時的に治る(上記の入院数日前と同等の表示レベル)事もあるが、成功率は低く、長続きもしない。
推測
症状から、Ethernetコネクタの近くに内蔵ディスプレイの接続ケーブルが埋め込まれているのだろう。そして、我が家のEthernetケーブルは少々硬めで、少し強めのトルク(回転方向の力)がかかっていたかもしれない。それで接触不良でも起こしてしまったのだろうと推測してみる。
対処
よほど腕に自信のある者以外は、自力で修理するのは難しいだろう。大人しく公式サポートのお世話になるのが良かろう。
入院させるにあたっては、データの退避や削除が必要となってくる。この機種はVGAやHDMI等での外部ディスプレイ接続が容易なので、(サブ機として使ってる人にとっては)そんなに苦労する話ではないはずだ。気を付けたいのは、搭載OSがWin7のHomeEditionであるという点。リモートデスクトップは使えないのだ。外部ディスプレイを持っていない人は予めVNC等を仕込んでおくと良いだろう。