職業プログラマの休日出勤

職業プログラマによる日曜自宅プログラミングや思考実験の成果たち。リアル休日出勤が発生すると更新が滞りがちになる。記事の内容は個人の意見であり、所属している(いた)組織の意見ではない。

超優秀

2011年、僕は超優秀な若者何人かと僅かながら時間を共有する機会があった。もう今年の総括かい?ちょっと早過ぎないかい?とか言われそうだけど、このまま書くとしよう。

特に印象的だったのは2人。1人は楽器の演奏が超上手い中学生で、何十年も楽器を演奏し続けてきた大人達もあっと驚く程の腕前。もう1人は日本一(と僕は信じている)のパソコンマニア高校生で、某新聞の一面に顔写真が掲載される程のマニア立派な人だ。
どちらの若者も超優秀だ。大人達の中には彼らと同じ土俵に乗ることに対して恐怖心を覚えた者も居るだろう。それくらいその専門分野に長けている。だがしかし、これは偶然だろうか、二人とも喋ることが苦手なようだ(「お前が言うな」は後で受け付ける)。IT業界ではしばしば叫ばれる「コミュニケーション能力(笑)」であるが、彼らにもこういった能力を身に付けていって欲しいものだ。…とここで止めると、怪しい新聞に掲載される怪しいオジさんの怪しい論説と同じになってしまう。
もちろん、彼らにそういうスキルがあったら鬼に金棒だという話に異論は無い。口を開けばコミュニケーション能力(笑)がどうのこうの叫ぶ人々を僕がバカにしているのは事実だけれど、その能力が重要であるというのは確かにその通りだ。しかしながら、彼ら超優秀な若者にとって、コミュニケーション能力(笑)は重要なのだろうか?僕はそうは思わない。そんな誰しもが持ち得る能力は周囲の誰かに任せてしまって、彼らは彼らの能力を発揮していってもらった方が、社会全体/組織全体により大きな利益をもたらすことができると考える。彼ら超優秀な人々にしか成し遂げることのできないことが少なからず存在するからだ。

では、超優秀な人々がその能力を十分に発揮できるような環境を整えるにはどうしたら良いのだろうか? 少なくとも発言内容の揚げ足を取るような行為は間違いだろうが、正直言って僕には正解はわからない。たぶん、長所の伸ばし合い/短所の補い合いというところに行き着くのだろうけど、もうちょっと実戦経験を積んで具体的な話をできるようになっておく必要がありそうだ。何はともあれ、こういう問題を僕に思い出させてくれた冒頭の2人には感謝の気持ちで一杯だ。