職業プログラマの休日出勤

職業プログラマによる日曜自宅プログラミングや思考実験の成果たち。リアル休日出勤が発生すると更新が滞りがちになる。記事の内容は個人の意見であり、所属している(いた)組織の意見ではない。

コルネットを買った

という訳で、コルネットを買った。文体は Splatoonの日本語公式Twitterアカウント 風のものだ。
こんなの。


これまで使用していた楽器

XO の CR-GBS というのを使っていた。2005年春に購入した。
その当時は Trumpet, Soprano Cornet, 細菅Tenor Trombone を演奏しており、いずれも軽く吹けるものばかりであった。その状況で B♭Cornet を買う必要に迫られたため、軽く吹けるものという選択しかすることができなかった。当時、京都・三条の某楽器店さんの店頭にあった Besson Soverign, Yamaha(モデル名忘れた), XO の3本のCornetの中では、XO のものが最も軽く吹くことができたのだ。

それから10年と少しが経過した現在、自分の体質のせいなのか、銀メッキがボロボロになって、そもそも演奏がつらいという状況に陥っていた。そんな折、YAMAHAさんの管楽器の値上げのニュースが流れてきた。買うならば値上げ前の価格で楽器店さんが仕入れた在庫が店頭に並んでいる今のうちのはずだ!ということで購入に踏み切った。

購入した楽器

YCR-8335 - Neo - ヤマハ株式会社
大阪の某楽器店さんにて購入した。

楽器店の試奏室で吹いてみた感触

  • 中低音域、特に中音域(Low-B♭〜Tuning-B♭の上のE♭くらいまで)は吹き易さ、音色の滑らかさ、音程、いずれも想像以上の良さだった
  • High-B♭の下のGを超えたあたりから、
    • 音の当たるポイントが狭すぎる(ちょっとでも違うピッチで吹こうとすると、音を外す)
    • 息が入らない

バンドの練習に持ち込んでみた感触

  • バンドのメンバーと楽器のメーカー揃えるの、やっぱり大事。
  • これまでの楽器は、自分の雑な吹き方が染み付いていたせいなのか、音が毛羽立つ(?)ことも多かったが、Neoではそんなことはほとんど無かった。(もちろん、自分が雑な吹き方を続けていれば、またダメな状態へ堕ちていくんだろうけど)
  • 強奏から弱奏へ一瞬で変化させたとき(subito p)、弱奏の音色が美しい。(上の項目と同じものかも)
  • Tuning-B♭の上の F# の音、めっちゃ高いかも。でもこれはトリガーで調整可能。
  • High-B♭前後の音域を吹いた時に試奏室で感じた問題は、特に感じなかった。ただ単にウォーミングアップが足らなかっただけだったのかもしれない。
  • 3番菅のスライドにトリガーが付いていることによって、「普段は」演奏し易い。ところが金管バンドのソロコルネットの楽譜では160BPMの四分休符だけでミュートの付け外しをする、みたいなことを求められることもある。そんな場面では、ミュートを外した直後の Low-C の演奏というものの難易度が極めて高い。今までの XO の楽器だと、3番菅のスライドを事前に伸ばした状態でミュートを外す動作をすれば良かったのだ。

最後に

総じて、買って良かったと思える楽器だ。
さあ、キミも管楽器沼へ!